次世代シークエンスの受託

口腔常在微生物叢解析センターではイルミナ社のMiSeqと、オックスフォードナノポアテクノロジー社のGridiONの2台のシークエンサーを所有しています。大学、企業、そのほかの受託会社やバイオベンチャーの方にもシーケンスデータの提供を行っています。

また2019年11月にMGI社の新しいシーケンサーであるDNBseqの導入を予定しております。

ショートリードで精度の高いMiSeq、ハイスループットなDNBseq、そして精度はやや劣るが超ロングリードのGridIONには文字通りそれぞれ一長一短があります。

次世代シーケンサー

150～300bpのペアエンドシーケンスを行います。精度が高く、１塩基の精度を重視する解析に最適です。また様々な解析手法が確立されているのも魅力です。

調整済みライブラリーについてシーケンシングを行います。ライブラリー調整が難しい場合はご相談ください。

調整済みライブラリーをお送りいただければ、解析センターでシーケンシングを行い、fastqの生データを納品します。
細菌叢解析ではあいのりでのシーケンスも開始しています。

調整済みライブラリーと試薬をご持参いただければ、実際にMiSeqを操作し、シーケンシングを行っていただくことができます。
ライブラリー調整に必要な機器を利用することも可能です。

150bpのペアエンドシーケンスを行います。

シーケンス品質はイルミナと同程度であるにも関わらず、シーケンスコストが抑えられるのが魅力的です。

MiSeqではカバーしきれないような大きなゲノムサイズの生物のシーケンスに最適です。
従来どおり、HiSeqなどのイルミナ社の上位機種でのシーケンスも対応できます。

　(例)植物、昆虫、真菌、細菌などの全ゲノムシーケンス
　　　RNAシーケンス
　　　将来的にはエクソーム解析にも対応予定です。

抽出したDNAあるいはRNAをお送りください。ライブラリー調整を行い、シーケンスを実施します。

ナノポアによる次世代シーケンシングは、数Kベース以上の超ロングリードのシーケンスが可能です。
GridIONでは最大で5枚のフローセルを用いて、50Gbp前後のデータが得られます。

ライブラリを調整とシーケンスを行います。サンプルDNAをお送りください。

またまだまだ解析技術が発展途上ということもあり、共同研究・共同開発もお受けしています。

お気軽にご相談ください。